17ｃｍの厚みが特徴の2つの機能性敷布団！「雲のやすらぎ」「スリープル」を比較してみました。

基本的に敷布団やマットレスは、素材及び構造に大きな違いはないものです。ですから、単純に”素材”や”構造（敷布団の構造、マットレスの構造）”を比ベてみると、同じような内容の商品が複数存在することとなるんですね。

まあ、それが当たり前といいますか・・必然的な要素と言えるのかもしれません。

1 『17ｃｍの厚み』が魅力となっている2つの機能性敷布団の比較。

『17ｃｍの厚み』が魅力となっている2つの機能性敷布団の比較。

今回は、フローリング床にて直置きで活用できることから、人気となっている2つの機能性敷布団「雲のやすらぎプレミアム」と「スリープル Futon Style」を比較検討してみたいと思います。

”雲のやすらぎプレミアム”も”スリープル Futon Style”丁度同じ『厚み17ｃｍ』が特徴となっている機能性敷布団。

”厚みがある（17ｃｍ）”ことによって、フローリング床に敷いても、”床付き感”を感じることが無く、”クッション性”のある癒しと体の圧力を上手く分散することが出来る機能性が発揮されています。

使用されている素材の違いは？

まずは、敷布団に使用されている「素材」の種類を比較してみたいと思います。

雲のやすらぎプレミアムは、下記素材で構成されています。

・ロレーヌダウン（フランス産羊毛）
・凹凸アルファマット
・高反発スプリングマット
・マイティトップⅡ

上記が敷布団の中材となっており、その他、表・裏の2種類の表面素材で構成されています。表面素材を含めると全体で7層構造を有しています。

対して

スリープル Futon Styleは、下記素材となります。

・ペガサスウール
・立体メッシュ+アクフィット（テイジン）
・アキレス社製凹凸瞬反発フォーム
・アルファ　CVマット（体圧分散）

上記中材に加えて、表面素材（2種類）を含めて10層構造となっています。

スリープル Futon Styleの方が、多彩な素材で構成されていることがわかります。

敷布団としての機能性の比較。

次に、敷布団に付加されている機能性に関して比較してみたいと思います。

雲のやすらぎプレミアムが有している主な機能性要素が下記となります。

・高反発力機能
・体圧分散機能
・夏用と冬用のリバーシブル構造
・高い通気性
・雲の上にいるかのような”フンワリ”としたクッション性
・底付感が無い

といった要素があげられます。

各素材と機能性を対比させると

・「高反発スプリングマット」が高反発力を創出。
・「凹凸アルファマット」が体圧分散機能と通気性を創出。
・「ロレーヌダウン（フランス産羊毛）」が冬仕様の”暖かさ”を創出。
・「マイティトップⅡ」が夏仕様の速乾性と防ダニ・抗菌力を発揮。

しています。

対して
スリープル Futon Styleの機能性要素は下記となります。

・高反発力機能
・体圧分散機能
・夏用と冬用のリバーシブル構造
・高い通気性
・癒しのクッション性
・底付感が無い

有している機能性は、ほぼ同じと言えそうですね。

それもその筈。使われている素材と機能性を対比してみるとわかります。

・「アキレス社製凹凸瞬反発フォーム」が高反発力を創出。
・「アルファ　CVマット」が体圧分散機能と通気性を創出。
・「ペガサスウール」が冬仕様の”暖かさ”を創出。
・「立体メッシュ+アクフィット（テイジン）」が夏仕様の速乾性と防ダニ・抗菌力を発揮。

といった内容となっています。

使用されている素材（素材名称）こそ、異なっているのですが、その素材が担っている役割（機能性）は、ほとんど同じだったんですね。

構造（素材構成）で異なる要素は？

使用されている素材と機能性を対比してみることによって、わかったのが、素材構成（構造）に少し違いがあるということです。

具体的には、「高反発力を発揮させる層の配置が異なる」ということです。

雲のやすらぎプレミアムでは

・中心部に配置された一層の「高反発スプリングマット」によって、高反発力が創出される。

ようになっています。

対して
スリープル Futon Styleでは

・中心に配置された”アルファ　CVマット”を挟む形で両脇にそれぞれ一層ずつ（計2層）の「アキレス社製凹凸瞬反発フォーム」によって、高反発力が創出される。

構造となっているのです。

写真は、”スリープルの断面”です。”高反発力”を生み出す部分が二層（黄色の素材）存在していますので、反発力が発揮されやすいのは、スリープル Futon Styleと判断することが出来ます。

実際に、使用してみましたが、やはり”雲のやすらぎプレミアム”の方が、少し柔らかな感じを受け、”スリープル Futon Style”の方が反発力を感じられました。

＊寝返りのしやすさに関しては、スリープル Futon Styleの方が優位となりそうです。

使用してみたときの感覚の比較

実際に、それぞれ敷布団を使用してみたときの感覚としては、大きな差を感じることはありませんでした。前項で記した、「少しの反発力の差」が判別できる程度。冬面の”暖かさ”も夏面の”爽快感”にも、違いは感じられませんでした。

敷布団の仕様比較。価格・サイズ

最後に、敷布団の価格とサイズ仕様を比較しておきたいと思います。

雲のやすらぎプレミアムは下記のような仕様となっています。

＊サイズ：シングル、セミダブル、ダブル
＊価格：￥39,800円（税込み）～。

対して
スリープル Futon Styleは

＊サイズ：シングル、セミダブル、ダブル
＊価格：￥39,000円（税込み）～。

となっています。

大きな差はありません。ただ、わずかながら、スリープル Futon Styleの方が低価格（800円の差）となっています。

＊追記　2018年8月

「スリープル」の価格設定（販売設定）が変更となっています。送料の負担（￥5,000円程度）が必要となりましたので、総体的な評価として、「雲のやすらぎ」の方か価格的な魅力があるアイテムとなりました。

＊雲のやすらぎプレミアムの商品詳細・購入はこちらの公式SHOPをご参照ください。

＊スリープル Futon Styleの商品詳細・購入はこちらの公式SHOPをご参照ください。