人それぞれで、体格(骨格、身長、体重など)は異なるもの。それゆえに、安眠を得るために求める寝具環境(枕、マットレスなど)も人によって異なるものとなります。感覚的な”好み”の要素も存在していますからね。
目次
- 1 睡眠時の腰痛を緩和するための工夫。腰痛とマットレス。
- 1.1 睡眠時の腰痛改善につながったとの評価・評判のあるマットレス RANKING(ランキング)!
- 1.2 腰痛緩和に役立つ人気マットレス・ランキング!
- 1.3 ランキングNo1:高反発マットレス「モットン」
- 1.4 マットレス・ランキングNo2:高反発マットレス「エアツリー」
- 1.5 マットレス・ランキングNo3:体圧分散マットレス「雲のやすらぎ プレミアム」
- 1.6 マットレス・ランキングNo4:アイリスオーヤマ マットレス「エアリー」
- 1.7 マットレス・ランキングNo5:エアウィーブ マットレス「スマートZ」
- 1.8 興味のあるマットレスが見つかった時に気にしておきたいこと。
- 1.9 布団のお手入れ関連情報
睡眠時の腰痛を緩和するための工夫。腰痛とマットレス。
睡眠時に腰痛を生じてしまう原因(仕組み)には、こちらの記事(身体の痛みをもたらす3要因)に記しているように、3つの要因が存在しているものと考えています。
要因が異なれば、当然、その対応策も異なることとなりますので、ひとつの対策ですべての睡眠時の腰痛を緩和することが出来るわけではないんですよね。当たり前のことではありますが、原因に応じた、対策をとることがポイントとなります。
睡眠時の腰痛改善につながったとの評価・評判のあるマットレス RANKING(ランキング)!
睡眠時の腰痛対策の効果に関して、個人差があることは、知りつつも、やはり「腰痛改善・緩和につながった」という評価・評判の有無は、気になる要素ですよね。
特に、機能性マットレスは、一般的なマットレスと比較して、高価なものとなっています。お試し期間などがあればいいんですけどね。そういうわけには、なかなか、いかないのがマットレス(寝具)というアイテムです。
ただ、商品によっては、「90日間返品保証」などの返品保証期間が多めに設定されているものがあります。そういうアイテムであれば、まずは試してみて、自分には適していないと感じたときは、返品することが可能なので、安心ですよね。
いずれにしても、”腰痛対策としての評価”は、購入検討する上で重視しておきたい要素のひとつとなりそうです。
また、腰痛対策に関わらず、「機能性マットレス」の関心度及び人気を示す情報として、「口コミ・評判の情報量」を基にしたマットレスのランキングなども、ご参考にしていただければと思います。
*PICK UP >>マットレスの「口コミ」を検証してみました。
腰痛緩和に役立つ人気マットレス・ランキング!
そこで、まずは近年販売数が増加傾向となっている機能性マットレス(日本製)をピックアップ。そのマットレス・アイテムに対して、アンケート調査を実施。
実際に、使ってみたいと感じるマットレスを選んでいただきました。”日本製のマットレス”に限定したのは、体格が日本人とは、大きく異なる欧米の人気商品を選んでも、有効なものとはなりにくいと考えているからです。
さらに、各商品ごとに”腰痛緩和に役立った”という評価・評判数を調査しました。まあ、実際には、ステマと思えるような評価・口コミも多々混ざっているものと思いますが、そこは、あくまでも人気の大まかな目安を知ることが出来ればよいということで、割り切ってカウントしております。
”使ってみたいマットレス”と”お役立ちの評価”の2要素を単純にポイント化することで、腰痛緩和に役立つマットレスとして、人気ランキングを作成してみました。結果として、上位3位以内は、ランキングポイントに差はほとんどありませんでした。(ちなみに、3位と4位以下では、わりと大きな差がありました。)
繰り返しになりますが、機能性や有効性の有意差を示せるランキングではありませんこと、ご理解いただければと思います。あくまでも、「腰痛対策として有効となった事例がわりとある」「人気の機能性マットレス傾向」を知る上での、参考と考えていただければ幸いです。
ランキングNo1:高反発マットレス「モットン」
睡眠時の腰痛を緩和するためにと、購入されている機能性マットレスがこちらの高反発マットレス「モットン」でした。
評判的には、「腰痛が改善された」という感想よりも、「朝の目覚めが良くなった」「気持ちよく目覚められるようになった」という感想の方が多い印象を受けています。
活用してみたいマットレスとしてのポイントが高かったのですが、その理由として考えられるのは下記要素となっています。
*厚みがある構造(10cmの厚み)なので、安心してフローリング上で直置き利用出来そう。
*高反発力がしっかりありそう。
といった内容が多く、どちらかというと見た目から得られるイメージ要素が反映されているようです。購入前時点では、”様々な機能性の表記”があったとしても、自宅においての使用イメージが重視されているものと感じています。
また、実際に商品を購入して、使用している方の意見の中で特筆しておきたいのが下記要素です。
機能性マットレスの適正には、個人差があることから、やはり、実際に使用してみて、自分に合わないと感じたときに、”返品”できることは、購入者側にとって、とても大きな魅力(メリット)となっているようです。”90日間(三か月)”という期間は、試してみるのに、十二分な期間となりますからね。
機能的な要素としては
というのが、他の商品には無い機能的評価要素となっていました。寝心地は、人それぞれの好みと大きく関連する要素ですからね。硬さが選択できるというのは、かなり大きなメリットとなっているように感じます。
私も様々なマットレス・敷布団を試してみる中、現在愛用しているのが”モットン(ダブル)”です。
高反発マットレス「モットン」の詳細な機能性に関しては、こちらの公式HPをご参照していただければと思います。(ここで、記するには、文字数が多くなりすぎて、しまいますので。)
*素材:高反発ウレタンフォーム素材
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル。厚み「10cm」
*メーカー:モットンジャパン(日本)
*価格:¥39,800円(税込み)~。
▼高反発マットレス「モットン」の商品詳細・購入はこちらから(公式HP)
マットレス・ランキングNo2:高反発マットレス「エアツリー」
高反発マットレス「エアツリー」は、高反発マットレスとして徐々に販売数を増やしています。
口コミなどの評価も上々。(口コミの評価は、こちら※最新情報※エアツリーマットレス「口コミ」評価!コスパ最高にをご参考としていただければと思います。)
今回、評価を見直し。「NO.2」とランクアップしたのは、公式SHOPにて、「割引キャンペーン」がスタートされたことが大きな要因となっています。
なんといっても、「2万円を切る価格(¥19,800円)」というのは機能性マットレスとして、最高にお得感のあるもの。大きな魅力と判断いたしました。
エアツリーは「硬さの分散構造」が他の高反発マットレスには無い機能性として、関心をを高めています。
”硬さの分散構造”というのは、最も荷重が加わる「腰部・臀部周辺は、硬さのある構造」として、「肩部周辺」や「脚部周辺」などは、クッション性・心地よさを重視「柔らかさのある構造」としたものです。
今まで、高反発マットレスを試してみたけれども、腰痛緩和にあまり効果を感じなかったという方が、「部位毎の硬さの適正配分」という機能性に期待を感じた(可能性を感じた)ものと思っています。
見た目の印象に関して、”スポーティーなマットレスカバー”となっていることに対して、両極端(好意的、嫌疑的)な評価がありました。ただ、”マットレスカバー”に関しては、自分好みのものに置き換えるか、シーツや敷きパッドを使用すれば、解決してしまう要素ですので、あまり評価に加えるべき要素ではないかなぁ・・と思っています。
エアツリーは”高い通気性”の確保や”硬さの変化”を創出するために特殊なカッティング技術が施されているマットレス。
個人的には、大柄な男性(体格の良い方)なとが使用するのには、少し不向きでは?といった印象を持っています。
マットレスの耐久性(ヘタリ)に課題があるかもしれませんので。そういう意味では、小柄な男性や女性に適した高反発マットレスと言えそうです。
また、4位の”エアリー”と同様に、高反発マットレスながら、価格が安い(2万円程度)ことも、魅力の要素として、評価に繋がったものと感じています。
*素材:高反発ウレタンフォーム素材
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル。厚み「8cm」
*メーカー:新陽トレーディング(日本)
*価格:¥19,800円(税込み)~。(現在、下記SHOPにて66%OFFにて販売中です。)
▼高反発マットレス「エアツリー」の商品詳細・購入はこちらから(公式HP)
マットレス・ランキングNo3:体圧分散マットレス「雲のやすらぎ プレミアム」
どちらかという”マットレス”というよりも”敷布団”のイメージで評価を得ているのが、こちらの体圧分散マットレス「雲のやすらぎ プレミアム」です。
まあ、商品としても”腰痛対策 敷布団”として販売促進されていますので、敷布団の認識で良いものと思います。
とはいえ、ベッド上でも使用できるアイテムなのですが、見た目のフォルムデザインの影響なのでしょうね。「使ってみたいマットレスか?!」という問いに対する反応(評価)が二分されたものとなりました。
*フローリング上に直置き活用するのに、最適なマットレスとなりそう。
といった、好意的な評価がある反面。
*見た目があまり気に入らない。
*ベッド上では、使いにくそう。
といった感想も同じくらいありました。クッション性が高いこと、フワフワ感が好みの方にとっては、このフォルムデザイン自体もとても好意的に感じられていますので、”感覚的””好み”要素が評価に大きく反映しているアイテムと言えそうです。
機能的には、マットレスの厚みが”17cm”と他商品の追随を許さない要素を有しているのが特徴。実際、使用している方の感想としても、その”厚み”に関連した「クッション性」「フローリング床への直置き利用の心地よさ」「冬でも暖かく寝られる」といったものが多かったように感じています。
*素材:高反発スプリングマット、凹凸アルファマット
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル。厚み「10cm」
*メーカー:株式会社イッティ(日本)
*価格:¥39,800円(税込み)~。
▼体圧分散マットレス「雲のやすらぎ プレミアム」の商品詳細・購入はこちらから(公式HP)
こちらの記事
*17cmの厚みが特徴の2つの機能性敷布団!「雲のやすらぎ」「スリープル」を比較してみました。
もご参考にしてみていただければと思います。
マットレス・ランキングNo4:アイリスオーヤマ マットレス「エアリー」
販売数では、近年増加傾向を感じさせるのが、こちらアイリスオーヤマのエアリーマットレスです。
発売開始は、確か”2012年頃”でしたので、けして最新マットレスというわけではないのですが、年々研鑽が積まれ、機能的なアップグレードが図られています。
ここにきて、販売数を伸ばしているのは、機能性マットレス(高反発マットレス)需要が拡大していることが原動力となっているものと考えています。特に、人気のポイントとなっているのが”価格”ではないでしょうか。
エアリーに使用されている素材は網目繊維構造素材(東洋紡エアロキューブ)なのですが、一般的に網目繊維構造素材仕様の機能性マットレスは、ウレタンフォーム素材(高反発ウレタン)仕様のマットレスと比較して、高価な商品となるもの。素材自体の単価が大きく異なるからなんですね。(比較にて、ウレタン素材は安価なので。)
”No2”にランクインした「エアウィーヴ」も網目繊維構造素材仕様のマットレスなのですが、他のウレタンフォーム素材仕様のマットレスと比較すると高価な商品となっています。(それが当たり前なんですね。)
しかし、こちらのアイリスオーヤマ エアリー マットレスは、網目繊維構造素材仕様のマットレスなのにも関わらず、ウレタンフォーム素材仕様のマットレスと比較しても、安価(2万円台が中心)なのです。この要素が、機能性マットレス人気の流れの中、エアリーならではの魅力として評価されているものと感じています。
正直、私としても、網目繊維構造素材仕様のマットレスなのに何故この価格設定となっているのか?・・が良い意味で納得できないといいますか、不可思議なポイントなんですよね。ただ、シンプルに網目繊維構造素材を使用している以外に、構造的&機能的な工夫は感じられませんので、素材そのものをマットレスとして活用している感覚なのかもと思っています。
*素材:網目繊維構造素材(エアロキューブ)
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル。厚み「9cm」
*メーカー:アイリスオーヤマ(日本)
*価格:¥21,360円(税込み)~。
▼アイリスオーヤマ エアリー マットレスの商品詳細・購入はこちらから(公式HP)
マットレス・ランキングNo5:エアウィーブ マットレス「スマートZ」
今の機能性マットレス(高反発マットレス)人気の先駆けとなったのが、網目繊維構造高反発マットレス”エアウィーヴ”です。
エアウィーヴの主力商品となるのは、既存のマットレス上に敷いて活用する上敷きマットレスパット。元フィギュアスケーターの浅田真央さんが活用、CM出演していたことから、”知名度”という意味では、最も多くの方に認知してもらえているアイテムとなっています。
ただ、上敷きマットレスパッドであるエアウィーヴは、ベースとなるマットレス状況によって、機能性が左右される傾向があります。また、ホテル宿泊が対象となるアスリートたちにとっての需要は高くとも、一般家庭においては、やはり単独で利用できるマットレスのほうが、高い需要を有しており、知名度と比較して、実際に利用されている方(評価数)は少ないものと感じられました。
そんな状況に対して、近年、エアウィーヴは様々なマットレスタイプを創出しています。しかし、エアウィーヴは高価なアイテム。マットレスパットで”3.5万円~”。敷布団タイプにおいては、”18万円”という価格となっています。一般家庭での日常使用のマットレスとしての人気はあまり高くはありませんでした。
そんな中、最近開発されたのが、こちらのエアウィーヴ マットレス「スマートZ」です。三つ折りタイプのシンプルデザイン。価格も「¥42,120円(税込み)」とエアウィーヴのラインナップの中では、価格バランスの良いアイテムとなっています。
ただ、最近の傾向としては、”通気性の高さ”といった機能性に対して、『冬場に寒さを感じた・・』といった感想が増加。
「耐久性(寿命が長くない)」も課題として取り上げられることが増えており、評価を下げることとなりました。
*素材:特殊網目繊維構造素材+ポリエチレン素材
*サイズ:シングル、セミダブル、ダブル。厚み「9cm」
*メーカー:エアウィーヴ(日本)
*価格:¥42,120円(税込み)~。
▼高反発マットレス「エアウィーブ スマートZ」の商品詳細・購入はこちらから(公式HP)
興味のあるマットレスが見つかった時に気にしておきたいこと。
失敗の少ない敷布団&マットレスを見極める上で、”人気傾向”を把握しておくことはとても役立つものとなります。
ただ、人気があるからといって、その商品に飛びついてしまうと、そこには落とし穴が。
をきちんと意識することも忘れないようにしておきたいものですね。「サイズ」や「硬さ」の適正を考えることはとても重要な要素となりますので。
また、今使っている敷布団を活用しつつも、睡眠時の腰痛を改善したいと思っている方は、こちらの記事
*フローリング床上での睡眠環境を改善!国産い草100%のい草マットレス「夢見畳」
もご参考にしていただければと思います。
敷布団マットレス|敷布団とマットレスどちらがいいの?両方必要なの?