睡眠時の背中の痛みや腰痛を感じてしまう要因には、いくつかの種類が存在しています。そんな、ひとつの要因が「適切な寝姿勢をキープ出来ていない」こと。今回は、寝姿勢を保つ上での対処方法などをご紹介したいと思います。
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柔らかすぎor硬すぎの敷布団・マットレスの利用が腰痛の原因に。
人はそれぞれ、体形・体格が異なります。特に、”身長””体重””骨格”といった要素が睡眠姿勢に大きな影響を与える要素となっています。
睡眠時に体の痛み（背中の痛み、腰痛）を生じさせてしまう一番の要因となるのが「適切な寝姿勢を保つことが出来ていない」こと。何故、適切な寝姿勢をキープすることができないのかというと、多くの場合、自分の体形・体格に適した敷布団・マットレスを使用していないからなんですね。
自分の体格に対して、”硬すぎる”敷布団・マットレスを使用しているときは、寝姿勢時に「首」「腰」などがマットレスに接することなく、隙間が生じることとなります。隙間があるということは、その箇所にて、体重をマットレス預けることが出来ていないということ。筋力で支えなければいけなくなってしまいます。
また、逆に”柔らかすぎる”敷布団・マットレスを使用していると、主に臀部がマットレス内に沈み込んでしまい、その結果、適切な骨格（背骨）形状を保つことが出来なくなり、歪みが生じることとなります。歪みのある部位にて、痛みを感じることに。
睡眠姿勢にて、最も荷重が加わるのが”臀部”
睡眠姿勢に最も影響を与えるのが「敷布団・マットレスの硬さ」です。そこで、何を基準として”硬さ”を選べばよいのかということになるわけですが、最も重視していただきたいポイントとなるのが寝姿勢時の「臀部の沈み具合」です。
睡眠姿勢となったときに、ほとんどの人にとって、最も荷重が加わる部位となるのが”臀部”です。体のライン的にも、最も凸となっているのが臀部周辺ですからね。柔らかめであったとしても硬めであったとしても、「臀部のみが部分的に沈み込む」形となるものは、避けていただければと思います。
軟らかめのマットレスの場合は、「背中・腰・臀部・太もも部」が全体的に少し沈み込むような形が望ましいものとなります。
硬めのマットレスの場合は、「クッション性を感じる程度で、ほとんど臀部が沈み込んでないかも」と思える程度のものを目安と考えていただければと思います。
感覚的な目安。畳やフローリング上に寝そべったときの印象を目安に。
もうひとつ、感覚的な目安となるのが、「畳やフローリング上に寝そべったときの印象」です。硬いフローリング上なのにも関わらず、寝姿勢をとったときに、わりと心地よく感じる方は、基本的に「硬めのマットレス」を選ぶのがおすすめ。
逆に、フローリング上で寝姿勢をとったときに、”体の局所的な痛み”などを感じるような時には、「クッション性の有るマットレス」が適したアイテムとなるものです。
これらの感覚は、体表部や筋肉の柔軟性の有無などと関連しているものと考えています。柔軟性を有している方の場合は、フローリングなどの硬い床上でも、一時であれば、心地よく寝そべることが出来るもの。逆に、柔軟性の低い場合は、体の局所的に痛みを感じたり、心地悪さを感じる傾向があるようです。
寝心地と寝姿勢の保持を両立させた、異なる硬さを有するマットレス。
基本的に、睡眠時に背中痛や腰痛を生じさせないためには、「適切な寝姿勢の保持」が最優先要素となります。ただ、総合的に安眠を得ることといった視点から考えると、「寝心地」が最重要な要素となるもの。”寝心地”に関連す要素は、いくつかありますが、「肩部周辺・脚部周辺のクッション性」という要素が大切なポイントのひとつとなっています。
寝返りをする上で、肩部周辺にクッション性が無いと、上手く寝返りが出来ないものなんですね。肩部周辺が硬いマットレスだと、肩こり・肩の痛み・腕のしびれなどを生じさせる要因となってしまうことも。
そんな「寝心地」と「寝姿勢の保持」を上手く両立させることを目的として、開発されたマットレスが存在しています。それが「部位によって、硬さが異なるマットレス」です。
部位によって、硬さの異なる高反発マットレス「エアツリー」
そんな、手間のかかる特殊構造を有している代表的な機能性マットレスがこちらの「エアツリーマットレス」です。
”臀部周辺”が最も硬さを有しており、”頭部・肩周辺””脚部”に関しては、クッション性のある軟らかめのマットレス構造を有しているのです。
今まで、硬めのマットレスがいいのか、柔らかめのマットレスがいいのかで悩んでいた方。硬めのマットレスも軟らかめのマットレスも試してみたけど、とちらも上手く安眠には繋がらなかったという方などは、試してみる価値大と言えるのではないでしょうか。
”エアツリー”という商品名の源ともなっているのが、写真のような特殊なマットレス・スリット形状です。
このスリット構造によって、材質は同じ高反発ウレタンフォームながら、クッション性（柔らかさ）を有することが出来ているのです。
また、このスリット構造は、”高い通気性”をもたらしてくれることに。特に”頭部・肩周辺”においては、夏場、通気性の高さによって、快適さが創出されるのが大きな魅力となっています。
これだけの機能性を有するマットレスながら、現在、シングルサイズで「￥29,800円」という割安な価格設定となっているのも、魅力の要素に。エアツリーマットレスは、こちらの公式SHOPにて、詳細確認＆購入が出来ますので、ご参照いただければと思います。